「小鳥遊さん売り子手伝ってくれる?お願いっ!」
「…うん。わかった」
クラスの子に言われて教室に入る。
「あ、ことりちゃん来た〜!もう何してたの?」
「ハル、ごめん。ちょっとお客さんに捕まっちゃってて…」
「そうだったんだ…。なんか男子たちがことりちゃんを売りにして宣伝して回ってるんだよねー」
「え、私を?」
「そ!看板娘的な?」
看板娘……。
教室にいるお客さんの目線がこっちに集中してる気が……
ちょっと怖いのですが……。
「あ、あの子じゃない?一番可愛いし」
「絶対そうだ!ねぇねぇ!そこのメイドさん」
「は、はい…?」
「一緒に写真撮ろうよ〜」
「あっ…写真はごめんなさい」
「なんだ〜つまんないの。あ、君のオススメある?」
「え、えーっと、リンゴジュースですかね!」
「じゃあそれ二つ」
「ありがとうございます!」

