「そうだね。ありがとう。僕も夕凪ちゃんのことしか好きじゃないよ」
「……はい」
「でもメイド張り切りすぎだから!」
「え…」
「あんな接客してたら皆夕凪ちゃんのこと見ちゃうでしょ」
「…ふふ」
「なに笑ってんの?」
「先生って意外と嫉妬しますよね♪」
「……悪い?」
「いいえ。嬉しい限りです」
「くっそ……今日は夕凪ちゃんが一枚上手だなぁ」
そう言って軽くほっぺたにキスを落とす。
それだけで私は熱を帯びていく。
「先生…好きです」
「ははっ、どうしたの?素直じゃん」
「わ、分かりません……言いたくなりました」
「ことりちゃんの姿だからかもしれないね」
そっか。ことりだからか。

