「もう少しで着くからね」

「ちょっと…離してください!」

「やーだよん」


いくら手をどけようとしても男の人の力には敵わない…。



「おーい、茅田(かやた)。ヤれそうな子連れてきたぞ」

「でかしたな。サンキュー」



や、ヤれそうな子?!


どういうこと?!


街灯がない公園にやってくると、もう1人の男の人が待っていた。



「いかにもハジメテって感じの子だね♪」

「いいっしょ?この子」

「うん。気に入ったよ、すごく。君なんか地味だけど…足とか細くて綺麗だし」

「やっ、やめ……て」



スカートを少しめくって足をなでられる。


気持ち悪い……誰か助けて。