「…小鳥遊さん?」 「あ、えっと…ごめんなさい」 何となく行って欲しくなくて…… つい……手を…… 私ってば…何してんだろう。 「…そんなことされたらやばいんだけど」 「え?」 「生徒、なのにね。僕はどうしたんだろう」 「先生…?何を言って…」 「小鳥遊さん」 名前を呼ばれると腕を掴まれて、抱き寄せられる。 「あ、ああ…あのっ」 「僕…小鳥遊さんのこと好きになっちゃったんだ」 「え……」 す、好き……??