「…白ってなんなの、まじで。冗談のつもりって…なんか本気にされてないっていうか…、気づいてない…よな」

1人になると余計に気にしてしまう。

まだ、あって間もない。

なのに。

好きって想いが俺の中に芽生えて

どうしようもない、

想いが

溢れそうになっちまいそうで。

「このままでやってけんのかな、俺」


「…平助」

いつも殺気がないくせに
この時だけ、殺気だたせて
丸見えなんだよ

「…なんだよ
総司」

「…」

何も言わずただ殺気だけが増す

「負けないから」
とだけいっていっちまった。

そこまで殺気をだたせることねーのに。

確かに、この時代、いつ死んでもおかしくない。

ましてや、俺たちは新選組だ
恨みを買うことは、珍しくない





それだけ、あいつは、本気って事だよな。





いつか、なんて考えてたら。

永遠に告げられなくなるかもしれない








でもさ…



「俺だって、あいつの事たまらなく愛おしいんだぜ。」





告げられるうちに。

この気持ちを。



平助said終わり