私がこの時代にきてはや4日になる。

そりゃ、3日目までは、旅行気分で浮かれてた私だけど、4日目に入ると旅行気分でもなくなる。

つまらなくなったってわけじゃないけど。


只今、この時代の季節は、夏。


7月18日あたりだろうか。
暑過ぎて、私は、実体を保てそうにないです。


クーラー、扇風機は、勿論ない。

あるのは、扇子…







「おい!皆〜‼︎‼︎‼︎怪談やろーぜー」




平助くんの、威勢のよすぎる掛け声。



「怪談?!?!」


この声は勿論私だ。

「なんだよ、白怖いの駄目なのかよ?笑」

笑、じゃねーよ。

「君そういうの、好きだって言ってたじゃん?」



『沖田さん‼︎‼︎そんなことーひとっことも、私いってません!』



こそりと話かけると
『いいじゃん、このさい慣れて見るのも』


なっ?!…「ドエス…」


「ドエス?」

「沖田さんみたいに、人のことからかって、えげつない事考える人の事です。」

「えげつないってね、君?」


「なーに、夫婦の喧嘩みたいな事をしてるんだよ?総司ー。」

「夫婦って?!違います。」



「平助。なんか妬いてない?」




「だったら、どーすんの?総司。」



「…別に?」