地味ですがなんですか?そんな、私が新撰組と恋するかもしれませんよ!

ワオオーーォォン

泣くこも黙る丑三つ時
真夜中にそれは起きてしまった。


がばっ…



(ここは、どこ?だ)自問

(そうだ!私タイプスリップしたんだった)自答







ではなくてーーー。




ドクン…ド…クン





















(トイレ…に行きた…い)


この時代でいうトイレが【カワラ】という所。
つまり、お化けの宝庫のような所に行くということだ。







無理







信じてるからお化け、幽霊、妖怪。


中2の時に方手になにか宿していたタイプだから…痛いやつだから私。


沖田さん起こすのは、まずいよね?
寝てるよね?



(そーいえば…このような場合、監視役として山崎さんが屋根裏で見張っているというお決まりが…)


でも、いなかったら…
そうとう痛いやつだよ…
おりもしない人間に話しかけるとか駄目だよ…









(ここは、やっぱり1人で…)
私は、布団からそっと出た。



ーースーーーースー…


襖を開けると長い廊下
奥は、月明かりの届かない暗闇…




ギ…ギギギ…





『ひっ……。』









無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理






断固無理!


心がひねくりまくった私でもね、
お化けとかの方面では、純粋なんだよ!



嘘だって大抵自分の方がつくのめんどくなったりしてバラしちゃうとこあるし…




やっぱり

おおおお沖田さん起こそう‼︎ねっ‼︎私よ‼︎










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沖田side


今夜は、「監視の山崎が居ない為お前が白を、監視しろ。長州の間者と言えない証拠もないのも事実だ。わかったな?総司」

土方さんは、あーいってたけど。この子は、自分から全て話してくれたのだ。だから信じても良いではないかと思う自分がいる。





そんな事を考えていると。



がばっ。(?!)

彼女が起きた!


何おいったいしているんだ?
まさか。本当に長州の間者だったのか?






あれから15分くらい経った頃。





襖の開く音がした。
まさか逃げる気なのか。



『ひっ…。』


(ひっ?なんだ“ひっ”とは、まさか密偵が
他にもいるのか。)








ーツンツンーーツン



「…っ!?!?!」



あまりに予想外だったものだったからついビックリしてしまった。

『沖田さん、起きて下さい…』




僕の耳元で小さく呟かれた言葉






なんだか、その言葉が異様に僕の心をくすぐった。


もう少しだけ



あと数分。


この子が何をするのか伺っていた方が良いのだろうか?…←なんでやねんby作者m(__)m








トントンーートントン。


ツンツンからトントンになった

『おおおお沖田さん!起きて下さい!お願いします!』

さっきよりも微かに大きな声で僕に話してくる。






彼女の息づかいが聞こえるほど静かな部屋で。


(…/////////っ?!ダメだ…限界。)




「…ん…なんですか?こんな夜ふけに?」




たった今起きたみたいな反応をする僕。

……。

この子があまりにも





いじらしいから…。





「じっ…実は。その、ですね。トッ…いえカワラに行きたいのですが…」







…えっ?







「かわら、ですか…。」


なんだ…カワラか


正直。だいぶ、安心した…。



「その、カワラの場所は、知ってるんですよ。。?」


恥ずかしげに言う彼女。



「そりゃ、僕が教えましたからね…?」

意地悪げにいう僕。






「決して。怖いとか、じゃないんですよ…。ただちょっとだけ不安というか…いや不安ってい…「つまり?」

彼女の言葉を遮った。


「つまり、暗闇が苦手なのでカワラについてきてくれません…か……?」




「まったく…、そうなら、そうと早くいって下さい」






「すみません…」



本当に、なんて人だ…




「で…?なんですか、この手は?」


廊下に出ると僕の着物の袖にしがみつく彼女の手。

「ここここここれは、ですね…えっと…その、本当に本当に怖いの駄目なんですとこじゃぁーなくてーぇ……何も聞かずに掴ませて下さい?」





「はー…つまづいたりして転ばないように、きお付けて下さいね」




コクコク頷く彼女。




月が僕らを照らしていた。











月影に浮かぶ、僕等の影が















直視できる










わけないでしょ!!//////////があああぁあ



沖田は、自分なりに戦っていた







「いやー、すみません。でした!」


スッキリ。した、と言わんばかりの顔で僕に微笑む。








「…さっき。寝る前にこの時代の月は、綺麗ですねって言ってましたよね?」




「はい…本当に綺麗なんですよ!!」





「僕は、あなたの時代の月を知らないからどれだけ綺麗なのかわからないけど。確かに、綺麗だとは、僕も思います。」








「そうですか…。」
夜風になびく彼女の髪が余計に色っぽく見えた。








(って僕は、なんて事を考えているんだ!/////////)







ギギギ…ギギギ…



「ひっ‼︎‼︎‼︎」


ッがし…。



「えっ?」





僕にしがみつく彼女。
彼女の体温が分かるほど近い。



(小刻みに震えてるし…笑)


「ごめんなさい‼︎今おおおお音がしてギギギってだから…」



「大丈夫ですよ…。そんな怖い物なんていませんから…?いても僕達新撰組が切りますから。。ねっ?」



彼女をなだめるように



「もう、今夜は、遅い。早く部屋に戻りましょう?」




「はい…。」


少し早歩きになる彼女。
そんな貴方の耳が微かに赤く染まっていたのに。





期待してもいいですか?





沖田side終わり
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