時は朝鮮王朝時代。 人々は飢えに苦しみ餓死するものが多かった時代である。 一方で貴族たちは、あふれるご馳走で不自由なく暮らしていた。 そんな中突如現れたのは「義賊イルジメ」である。 「イルジメ」は貴族の宝を盗んでは金貨にし、人々に分け与えた。 そんな「イルジメ」を人々は「王」と呼んだ。 しかし「イルジメ」ははたして何者なのか 誰も知らない…。 そんな「イルジメ」に憧れた一人の青年のお話である。