世界№1暴走族総長は天然姫?!

夕焼けがもう真っ赤な血の色みたいに
護を言ってるみたいだった。

私は泣いた。
護の冷たくなった体の胸でたくさん泣いた。
涙なくなるんじゃないかってくらい。
泣いた。


護の遺体は車で来た人の車に乗せて
私は遺体を見たくなくて蓮也のバイクに乗せてもらった。
弥「ねぇ。蓮也。」
蓮「ん?」
元気がない。蓮也。返事だけでわかる。
弥「あの場所にいた人達皆何なの?
  『暴走族』とかさらわれるときに聞いただけだから。」
蓮「弥生ちゃんは総長の。いや護の喧嘩する姿見てどう思った?」