-ニャァァ--

響くのは、何かを伝えようとする『黒猫』の鳴き声と、鈴の音。

(あぁ、私は何をしているのだろう。)

そう思いながらも、黒猫はそんな気も知らずにしなやかに奥へ進む。

そうしてる間にも、ある光が、ポツンと見えた。

気はしっかりあるが、足が止まらず、光の方向へ走って行く。





何処へ繋がるのだろう…………