「あ!山内さんー!」

え?

「こっちだよ!山内さん!」

え?キョロキョロ

ガシッ
これ前もあった!


「あ、赤崎くん」

「そうだよ」

「え?でも、赤崎くん友達と話してたんじゃ?」

「話してたよ、けど、山内さんがいたからこっちに来たよ」

「友達はいいの?」

「うん、大丈夫だよ。あとで事情話しとくし
それより、山内さんはこんなところで何してるの?」

「あ、えっと」

「ん?」

「赤崎くんに用事が」

「え?俺に?」

「うん!」

「なら、図書室行こっか
今なら誰もいないし鍵は俺持ってるし」

「うん。いっこ!」

「よし、いくかー!!」