ある日私は自分に問いかけてみました。


『君は幸せ?』

『いいえ。』

『君は心から楽しいと思える?』

『いいえ。』

『君は本当に信じられる人がいる?』

『いいえ。』

何度も自問自答を繰り返しても私の中にはいいえ。としかでない


自分の心は何処に有るのかもわからない

気が付けば好きな人に目が行くようになるのに

自分の中で認めようとしない
分かりたくないの

知りたくないの

傷つきたくないの

自問自答と言っていたものは本当に自分なのかさえわからない。
自問自答、自問自答。
他人に問われているのかもしれないけれど、答え全て押し殺すんだ。
シャワーの用に簡単に洗い流してやるんだワタシ

ー2番ー
ある日また、再び問いかけてみました

『君には、愛してる人が居ますか』

『……』

『お前には、誰かを必要としているか』

『……』

『お前は悲鳴をあげているだろう』

『……』

『そうやって、黙り込んだって分かるんだからな。
だからな、お前が壊れるその瞬間まで見ていてやるよ』

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙

もう触れないで

もうやめて

これ以上苦しめないで

分かって居るのです

こんな事をしても無駄だと。
アイツはその内私を殺しに来ると

自問自答と言っていたものは全て皆無だと

あの日から聞いていたのはワタシを消したい私なの

だけどね

大人しく死ぬのは嫌だからね
真っ赤な狭い海に沈むからねワタシ