また、今日も避けられる運命
こんな、すぐに終わってしまうならなかったことにして欲しかった。

何も告げられなければ良かった。

貴方と話す時間が楽しくて仕方なかったのに

“貴方なんか知らない。
大嫌い、私は都合のいい人形じゃないの”

そう思って居ても、楽しかった思い出が溢れてくるの。
嘘だったとしても、私はそれに救われていた

また、「おいで」って
手を引いて貰えるような気がして

でも、結局貴方は違う人を好きになったんだね。

あの日から、進んでないのは貴方じゃなくて私だったんだ。

あの日から、離れようとしないのは
貴方がまた来るような気がして、じゃなくて私が弱いからなんだ。

初めから対等な関係なんかじゃなかった。

初めから全部、私が追いかけていただけだった。

一瞬だけ歩を遅めてくれただけ

そう、分かっていても
傷付くだけなのに、忘れられない
忘れたくないの
思い出も、笑顔もなんでも

嗚呼、、、私はまた貴方に捕らわれていくの