ある日始まった花火
その打ち上げ花火はとても綺麗で釘付けになった。

けれども、脳裏にふと出てくる好きな人のこと

この感情は捨てなくてはいけないの

そう思っても涙が出そうになるのをグッと堪え、震える手を握り締めて誰にも気付かれぬ用に隠した

この思いは誰にも気付かれぬまま
ゴミとして自分の中から消しさってしまわなければいけないの

ねぇ

せめてこの花火がうち上がっているこの瞬間だけは貴方を思わせて下さい

この流しても枯れ果てる事のない涙も 後悔も 愛しさも全部消してしまうから

だから今だけは貴方に愛を伝えても良いですよね

きっと花火が隠してくれるから

ー2番ー

もうすぐ終わるこの花火

それはとても大きくて震える手を伸ばせば届きそうなの

けれども届かない 手をいくら伸ばそうとも儚く燃え尽きてしまうから
それは貴方も同じなんだ

だからもう手を伸ばしたらダメ その空回りした手をギュッと握り締めた


どんなに努力をしたって見向きもされないんだから。
嘲笑うだけなんだ、だから辞めちゃいなよ

そうやって、自分の中の物が話しかけてきたのをまた蓋をする

ねぇ

せめてこの花火がうち上がっているこの瞬間だけは貴方を思わせて下さい

この流しても枯れ果てる事のない涙も 後悔も 愛しさも全部消してしまうから

そろそろ私の悩みも我慢も後悔も苦しさも全部しまいきれなくなるから何でもない人を「好き」そう思い込んで楽になってもいいのかな

だけどね
やっぱりまた呟くんだ

花火が全て消してくれるから

ー▒▒▒のこと好きでしたー