そして、待ちに待った、休み時間!

 SHRが早く終わったので、一時間目まで余裕ができた。

 かをちゃんは、すごい勢いでこっちに

「お~い、三浦ぁ、呼ばれてるぞ。」

 来そうだった。

 ……あ、今見てはいけないものを見てしまった。

 あの、可愛いかをちゃんが、舌打ちして、すごい、怖い顔してた。

 それなのに

「今行く~♪」

 って、語尾に♪を付けて向こうにいった。

 ・・・・・・コ、コワイ。

 ま、まぁ、今は諦めて、次の十分休みのときにでも。

 では、一時間目の授業の準備でもしよう。

 最初は古典か。

 教科書とノート、それと辞書を用意して。

 キーンコーンカーンコーン・・・♪

 そこで、始業の鐘が鳴る。

 前方のドアからは先生が入ってきた。

「はい、では、授業をはじめます。」

 そうして授業が始まった。

 古典の先生は、みんなから"ひげ爺"と呼ばれている。

 長い顎髭からそうよばれている。

 温厚な性格で、未だに怒っている姿を見たことがない。

 だから、みんな騒ぎそうだけど、いつも静かだ。

 そのお陰で眠くなることも(笑)

 特に午後の授業のときとか。

 ・・・・・・にしても、どうやってかをちゃんに話そうか。