月夜に悪魔




「おーう、皐月!花輪受け取って貰えたか?」


フィートが笑顔で言う



「……ば…バラン君ね…、要らないって。皐月余計な事しちゃった」


皐月がエヘヘとあきらかに作り笑いで笑う



「どういう事だよ…?」

「……いいの!皐月が勝手にしたんだから…、貰って貰えなくて」



「でも…おまえ泣きそうな顔してるぞ?」


「え?」



次の言葉を発した瞬間、涙がいっきに流れ出した


「う…うぇえぇん…!!」



七瀬君は優しくだきしめてくれた



だけどその顔は憎しみと憎悪に染まっていた