自己紹介ゲームは案外簡単であった
それは配られた紙に3人分の自己紹介文を書き、早く提出した人か勝ちというものであった
私はもちろん提出したのは遅めであった
それに新しい友達ができた。紅葉《モミジ》と萌華《メイカ》と稲星《イナセ》だ
彼女らは優しくてすぐに友達になれた
でも…
「先生、生徒名簿を見せてくれませんか」
「はい、どうぞ」
私はその名前と顔を2往復ずつ見た
「ありがとうございます」
「なにをしたのかい?」
「顔と名前を覚えました」
そうしないと誰が誰だかわかんないもん
「今のだけで?」
先生は驚いているように見えたが
どうして驚いているかがわからなかった
「はい?そうです…けど」
何か悪いことしたかな?あたし…

