月夜に悪魔




「はい、では自己紹介ゲームを始めます」



「自己紹介ゲーム?中学生がする?普通」


生徒の不満も多いようだ

「はい、先生」



私は手をあげた


「それをすることによって利益はあるんですよね?」


「え、まぁ…名前を覚えられるし」


「ならば中学生もたとえ幼稚なものでも、利益があるのであればやった方が得だと思います」



横の男の子がニヤニヤしながら見てくる



「おまえの考え、俺は好きだぜ」


好き…は軽く言ってはいけないと思う




「じゃあそういう意見もありますし、自己紹介ゲームを始めます」



「はぁい」


と、みんな渋々返事をした