月夜に悪魔




「月なのに…すごく輝いてる……」



「そうだね、俺ら悪魔にとってはこれが太陽の代わりだから」


「え…?」



「太陽の光がギラギラして眩し過ぎるんだ、でも月の光は優しく包み込んでくれるみたいで…」


「皐月も…月の方が好きだな………」



「そう…?皐月は太陽の方が好きって言いそうだったけど」



「今まではそうだったかもしれない…でも」



私は優しく輝く月を見上げて言った



「月は私だから」