月夜に悪魔




「今日はサプライズがあるわ」


そう言ってサラサさんは指をパチンとならした


すると大きなケーキが出てきた


「何これ…!!」



「今日はあなたの誕生日でしょ…?それに、バランがなんで不機嫌なのかわかる?」



そう言われたので私はバランの方をチラッとみた


たしかにいつもよりムスッとしている


「本荘さんの誕生日を2人っきりで祝いたかったのよ」


サラサさんはクスッと笑った


「すごく独占欲が強くなったのわね、バラン」


「……悪いかよ」



バランは下を向いたままムスッとしていた



「バラン……」


「なに?」



「皐月の心はバランのものだよ」



「……っ?!よくそんな恥ずかしい事が言えるな…」



「さぁ、パーティを始めるわよ…!」



サラサさんが大声で言った