月夜に悪魔




メディオスの口元からは血が滴っていた


思いっ切り蹴ったから口の中を切ったのだろう


「あるよ…!大ありだ!!」


「いったい何があったのよ!?」



「ねぇさんは黙ってろ…!」


そう言われたねぇさんは黙った


「この下衆野郎!高熱の妹ほたってデートなんざ良い度胸ぢゃん」


「…………高熱!?ニア…熱が高いのか?」


「そうだよ、それをてめぇがほっとけって言ったんだろ」



メディオスは明らかに後悔が顔にでていた


「……サラサさん……良いよ、魔法を解いて」


「でもそうしたらメディオスが!」



「俺は兄として最悪な事をしでかしたんだ。半殺しにされても文句は言えないよ」


「……っ……わかったわ…」


ねぇさんが俺にかけていた呪縛を解いた


「血祭りにしてやるよ…!!」



俺はそう言ってメディオスに殴りかかった