月夜に悪魔




熱は段々とピークに達してきたみたいで、ニアは呻きながら寝言を言い出した


「……っ…お兄…ちゃ…ん」


「………」



俺はメディオスとかいう野郎に連絡することにした



プルルルル…プルルルル

呼び出し音が響く



『はい?どうかしましたか?フィート君』


「てめぇの妹、熱がでてんだけど?」



するとメディオスは、兄として意外な言葉を発した


『あぁ、大丈夫です。何時間かするとおさまりますよ』


ブチッ…



俺の中で何かが切れた


「てめぇ…今どこだ?」


『え…?ライトウェア通りのアイス屋だけど』



「そこから一歩も動くんじゃねーぞ」


そう言ってこっちから電話を切ってやった