月夜に悪魔



「お姉ちゃんの方が変わってるわよ。嫌味を言われて笑ってるなんて」


「そうね。私は変わってるわ」


久しぶりに腹のそこから笑った



「全く、幼児の癖に口が達者すぎるぞ」


「お兄ちゃん、年齢は関係ないわ。それに口が達者なんじゃない、利口と言って欲しいわ」



「あのなぁ………」



すると扉が開き、新たな来客が来た


「初めまして、婚約者候補のマイルです」


「では、俺はお邪魔なようなので失礼いたします」


メディオスが複雑な表情をしてニアを連れ、出て行こうとした



「待って…!」


なぜか引き止めていた



メディオスはビックリしていたが、自分もビックリしていた


が、ここで取り乱してはプライドが崩れる


「見ていなさい」



そうメディオスに言い放った