月夜に悪魔




「なんか…あったのかよ……?」


「…………」



今は優し過ぎる言葉が逆に痛い


「皐月のこと…暇つぶしだって……」


「…は?」



「ただの遊びだったの…バランは最初から本気じゃなかったの」


「………あいつがそう言ったのか?」



「うん……、だからね、もう忘れるの」



「……おまえがそれでいいならいいよ、それで幸せなら」



「……幸せって……つかの間だよね、だから人間は幸せを願うのかな?悪魔も人間も…」



「俺は…ずっとおまえの側にいるから。寂しい時、辛い時側にいるからな」



「七瀬君…?七瀬君は好きにしていいんだよ?」


「おまえの側にいることが、俺の幸せだから」



幸せ……?