月夜に悪魔




「幸せ、ですか…?」


横にいた執事が口を開く



「幸せは大好きな人の側にずっといられることじゃないですか?」



大好きな人と…


「皐月様…無理をなさらないで…、たまには自分の気持ちに素直になったらどうです?」



この言葉は……七瀬君…?


「自分ばっか頑張ったら、いつかおまえが壊れるぜ?」


七瀬君…!?



「なんでここに…!?」


「あは☆潜り込んだ」


「あはって……、見つかるとやばいよ」



「大丈夫、早く逃げようぜ。皐月が好きなのはバランだろう?」


「………逃げないよ、私結婚するんだから」



そこには泣きそうになっている自分がいた