月夜に悪魔



「お母様…!!」



「あなたがバラン様を好きなのは知っております。しかし、バラン様にはサラサ様という婚約者がいらっしゃる」



そう…だ


どんなに想っても私はバランの【暇つぶし】に過ぎなかったんだ


これを期に、バランの事を………



「わかりました、お母様。私はメディオスと結婚いたします」



メディオスの顔が綻んだ


たしかにメディオスは私と小さなころからとても仲が良かった


記憶を取り戻した今だからわかる


私はバランの事を…



キレイサッパリ忘れる