月夜に悪魔




「おまえは…!バスティーユ王国の第2王子の…!」


「はい、そうです」


彼、マラッサはニッコリと笑った


「なぜここに用がある?」


「……止めて欲しいのです。兄の結婚を」


「なんでわざわざ俺に」


「結婚相手は皐月様だからですよ!」


「は…?」



言っている意味がわからない、どうしてバスティーユ王国ぐらいの奴が人間の皐月と結婚する必要がある…?


「皐月様は……あのロワイヨーム王国の王妃の娘だからです…!」




………!?


皐月は………人間じゃない…?