どうして……? バラン君は私が言おうとしてた事がわかっていた…それだから止めた どうして止めるの…? 「どうして…止めるの……?」 バラン君は前、初めて会った時のような目をして笑った 「俺には婚約者がいるだろう…?」 すごくキレイに笑っている、だけど瞳は冷めきっていて…… 「じゃあ…どうして……私なんかを【嫁】だなんて言って連れ去ったの?どうして【好き】だなんて嘘をつくの?」 ギリッとバラン君が歯を食いしばった 「あんなの、ただの暇つぶしだよ」