月夜に悪魔




七瀬君…ごめんなさい


私、気付いちゃったの…


ずっと思ってた、どうしてこんなに胸が苦しいのかなって


バランには南口校長先生、いや、サラサさんっていう婚約者がいる


でも、諦めきれないの


あなたと過ごした日々が、宝石のようにキラキラ光ってるの


辛い事、苦しい事もあったけど、何よりあなたと過ごせて幸せだったから


バラン君…


私は走って走って走って…屋敷まで全力疾走して…



バタン…!!


扉を思いっ切り開けた