月夜に悪魔



「じゃあさ………」


「何…?」


少しためらって七瀬君が口を開く


「デート…しよっか?」


「はい?別にそこまでしなくても…」



「俺の気持ちも考えてよ…好きなんだよ」


俺は卑怯だよな



皐月が自分の気持ちを我慢して俺と付き合ってるっていうのに、俺は気持ちを押さえられない



俺よりか皐月は何十倍、何百倍も努力している


あんな小さな体で



「………うん、楽しくしてね♪」


笑えるのか?


辛いはずなのにさ



強いな、皐月は