「バラン君が…?」
「そう、私は婚約者よ?皆私とバランが結婚するってずっと思ってたわ…なのに……!あなたのせいで…!!」
ゴオォッと空気が変わる
「やばい!ふせろ…!!」
バッとあわてて私は伏せた
あと数秒遅かったら…ガラスの破片が頭に突き刺さっていただろう
「ねぇさん…!ここは学校だ…!!」
「…………」
すぅっと空気が変わった
もとに戻ったみたいだ
ほかの職員達がかけつけて来た
もちろん原因不明の突風で片付けられた
ドアを出る前に頭に何か言葉が伝わってきた
『あなたはバランには似合わない…、もうあなたは私から逃げられないから……』
その声は南口校長のものだとすぐにわかった
振り向くと見た事ないぐらい憎しみをさらけ出した顔で私を睨んでいた

