‐時間:19:57 場所:治療班待機場所

「ねぇねぇー。包帯ないー?」

左腕から血を流しながら、やる気の無い声で言った。そこにはリッサが居た。

「あら、開始7分で戻ってきたのね。」

呆れた。と、彼女が言う。

「だってさー。ジョー君が余計なことするから当たっちゃったんだよー。」

「あれは彼なりの配慮よ。犠牲をむやみに出さないいい方法だわ。それより、怪我したのはどこ?見せて。」

彼女が言うと、レッドは渋々怪我した腕を見せた。

「もう……こんなになる前に来なさいよっ!バカっ!」

「あははー。ごめんなさーい。でもジョー君も当たってたよー?」

もう、馬鹿なんだから。と、リッサが言う。包帯をちょっときつく締める。

「痛っ……リッサ……キツイよ……。」

「……ほら出来たわよ。行ってきなさい。」

「分かったー。行ってくるねー。」

レッドの肩をポンッと叩き、戦場に向かうように言った。すると、

「リッサさんっ。私がやったのに……。」

申し訳なさそうに言ったこの人は、通称みかちゃん、三日月 沙也だ。

「ごめんねみかちゃん。仕事取っちゃって。」

リッサはペコリとお辞儀し謝った。

「いえいえそんなっ!ありがとうございますっ。」

『みかちゃーん!こっち頼むわー!』

「はーいっ!じゃあ私行きますねっ。頑張ってくださいっ!」

「分かったわ。みかちゃんも頑張ってね。」

はいっ!と、元気な返事をし、向こうに行ってしまった。

「さて……行くか。」

総司令官リッサ、始動。



・プロフィール profile・

名前・白川 莉沙 shirakawa risa
出身・日本 東京
年齢・24歳
身長・174.7cm
生年月日・6/26
血液型・A型
性別・女

特徴・黒髪ロング
・職業不明
・特殊部隊 総司令官
・コードネーム HEAD
・部隊に入った理由は2人が心配だから
・レッド、九条とは同級生
・仲の良い人からはリッサと呼ばれる
・怒る時以外ほとんど無表情
・無表情なため感情が読み取りにくい
・周りからはお母さん(オカン)と呼ばれる
・寝起きはとても良い
・戦闘=仕事、使命、ちょっとしたゲーム

装備・黒髪ロング
・真っ黒なネクタイ
・部隊指定の白いシャツ(上まできっちり)
・軍服風のロングコート
・ スーツのような真っ黒なズボン
・黒の革靴

使用武器・背:自動装填型ライフル
腰:銃2丁

最後に悪についてのコメント

『悪は消滅すべきだと考えてはいます。ですが、悪の心を持つ人間の元は善。その腐った性根をどう叩き直せるかが、私達の仕事だと考えています。むやみな殺戮は、悪と同じです。そのようなことを起こさない為に、私は働くのです。』