「大丈夫!?
風邪?」
「ごめんなさい…少し風邪気味なんです」
助けを求めようと優衣を見ても飲ませられているのか顔も赤く、ヘラヘラと高い声で笑っている
「すいません
トイレ行ってきます」
頭がガンガンして目眩がしてきたので席を立つ
「風邪引いてんでしょ?
心配だから俺もついていくよ」
ードクドクドクドクドクドクドク
尋常じゃないくらいに心臓の音が鳴り響く
「すみません
せっかくの合コンなのに」
「良いんだよ
俺、嫌々ながら来たから」
そう言って隣によりそってくれる昴さん
ークラっ
目眩がして座り込む
これは相当熱が上がってるかも

