ぐにゃぐにゃと歪んできた視界をもとに戻すようにスッと立ち上がると響くような頭痛が襲ってきて、壁に手をつく
「ンハァハァ、ハァ」
荒くなってくる呼吸
熱、あがってるのかな…
「ハァ、ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
息が苦しくて壁に手をついたまま、膝から崩れ落ちた
昴さん…………!
助けて‼
自分の荒い呼吸が部屋の中に響いてますます混乱状態になり、パニックになる
「ハァハァハァヒッヒッヒュハァハァヒッヒュ」
これは…何?
初めての感覚だ
「もう~おせーなー‼
荷物まとめるのに何分かかってんだよ」
呆れた昴さんの声がドア越しに聞こえて少しほっとした
「ハァハァヒッヒッヒュハァハァヒッヒュハァハァハァハァ」
息が…出来ない…
涙がぼろぼろと溢れる
ピーンポーン、ピーンポーン、ピーンポーン、ピーンポーン
鍵…開いてるから…早く!
ーガチャン
ドアが開く音がする

