先生、私じゃダメですか?



前の人が呼ばれ、
いよいよ最後で私の番。


「36番、吉野……愛さん」
「はい」


窓を見つめたまま返事をする私。


だって、恥ずかしいじゃん。

渋谷を真っ直ぐ見つめるなんて。