その日、私は不思議な夢を見た…。

会ったこともない見知らぬ男の人と
二人で手を繋ぎながら歩いてる夢。

とても嬉しそうな私。

「次、会えたら運命だね…」

そう言って私の手を離し、
去っていった。

寝ぼけ眼でそんな夢を思い出しながら
時計を見ると…

時刻はあと数秒で8時をまわろうとしていた。