君へのキモチ

「……た…なた………日向っ!!」


「は、はいっ」


山本君のあせったような声で私は、はっとした。


山本君、どうしたんだろう?


私がそんなことをのんきに考えていると、


「ちょっ、前向け、前っ!あてられてっぞ」


山本君が前を指さした。


あてられる…?って誰に………


あっ!数学っ!!


私はいきおいよく立ち上がると、前を見た。


そこには……


「日向ぁー……まぁたお前かぁっ!!!」


ひっ、ひぇ~!!


鬼の形相の、真田先生がいらっしゃいました……。