君へのキモチ

頭の中に?マークが飛び回っている。


なんで美玲ちゃんはそんなに嬉しそうな顔をしているんだろう…?


「あっ、ごめんね。意味わかんないよね」


私の視線に気づいた美玲ちゃんは、頬に手を添えると、顔を赤くしてあわあわし始めた。


ふふっ、なんだか今の美玲ちゃん、すごくかわいい。


まるで、恋する乙女みたい……




………え?


恋、してるのっ……?


「美玲ちゃん、好きな人いるのっ?」


言いながら、ついつい目を輝かせてしまった。


だって、親友に好きな人ができたなんて知ったら、こっちまでドキドキしちゃうよっ!


「えっ、と……」


美玲ちゃんは、さらに顔を赤くすると下を向いてしまった。


「だれだれ、気になるー!ヒントは…っ?」


私は知っている男の子の顔を思い浮かべながら立て続けに質問を重ねる。


「ヒント、かぁ……」


美玲ちゃんは教室のほうに一度視線をやってから、伏し目がちに言った。


「えっとね、芽瑠ちゃんの……と、隣の席の人…だよっ」