君へのキモチ

美玲ちゃんの相談って、そんなに急ぎのことなのかなぁ…?


私は優菜ちゃんに引かれて廊下に出た。


そして廊下の突き当たりくらいのところで、美玲ちゃんがぴたっと止まった。


「ごめんね?急に呼んじゃって。山本くん……だよね?さっき話してたの」


美玲ちゃんはいつもと変わらない様子で言った。


「うん、そうだよ?」


私が言うと美玲ちゃんは、ぐっと近づいてきて言った。


「こ、この頃仲いいんだねっ…。芽瑠ちゃんと……山本君」


「えっ、そうなのかな?ふつうだと思うよー?」


首をかしげることしかできなかった。


別に山本君といつも一緒にいるほど仲よしではないからね。


すると美玲ちゃんはすごくうれしそうな顔をして、


「そっかぁ…」


とつぶやいた。