君へのキモチ

「でも、その通りだよな」


「でしょ」


「ん、決めたわ。


俺さ、……もう一回だけ、伝えてみる」


自信は、ない。


今は若干震えそうな声を押さえることに精一杯だ。


なんで、東に言ったのか分からない。


ただ、無意識のうちに。まだ確かではない決意を口にしていた。





「そっかー」


「ふっ、応援とかないのかよ」


「え、何。ほしいの?私の応援」


「や、よく考えたらいらねぇな」


「オイ」


一通り笑って、ふっと空をあおぐ。


スッキリとした雲のない青空を見ていると、自分の選択は間違っていなかったのではと思う。


日向にもう一度気持ちをぶつけようと思ったことも。



東に相談したことも。



隣を見れば、東も俺と同じように、空を見上げていた。





「頑張ってよ?」


「ん、」


東の横顔は、真剣そのもので。


その表情に、その言葉に、背中を押され


俺はもう一度強く胸に決意した。