君へのキモチ

……な、なに…それ……転校?


たった二文字の言葉を聞いただけで、頭が真っ白になった。


———「はっ……!?なんだよ転校って?」


———「うそでしょ…」


教室の中からは、女子の悲鳴や、男子の悲痛な声がする。


うそだって、冗談だって、笑って言ってよ……


視界が涙でにじんでいく……。


———「俺だって嫌だけど………仕方ないんだ」


「ぁっ……ぅ………」


私は口もとを手でおおいながら、床に崩れた。











神様って、本当にいますか……?


いるのなら、どうか私と山本君を引き離さないでください……っ。


山本君さえいてくれれば……


私は何を失ってもかまわないからっ……