君へのキモチ

うーん…早めに言ったほうがいいよね?


心の準備をしておかなきゃ……山本君、絶対嫌だって言うもん。


でも、そのくらいじゃへこたれないからっ。





「……というわけで、その、体育祭実行委員になったわけでありまして……あの、」


ううっ…やっぱり声が震える。言うの結局放課後になっちゃったし。


ぎゅっと目をつぶって、山本君の言葉を待っていると…


「…あっそ」


山本君はそっけなく一言。


「え……?」


思わず声を漏らしてしまって、山本君に冷たく睨まれてしまった。


もっと、嫌がられるかと思ってたから、驚いちゃったよ。


つい、口元が緩んでしまった。


そんな私に気づいたのか、山本君は小さくため息をついた。


バカにされたっていいもん…って思ってたんだけど。


「一応言っとくけど……お前となんて嫌だから。勘ちがいすんな」


「……っ」


……だ、だよね。


舞い上がっちゃって迷惑だよね…


私は唇をかんで、泣きそうになるのを耐えた。