君へのキモチ

「芽瑠……」


ふっと顔を上げると、こちらをまっすぐ見つめている優菜ちゃんがいた。


ん?と私は首をかしげながら、優菜ちゃんから視線を外した。


優菜ちゃんの瞳はまっすぐで強くて。弱い自分が嫌になるから。


すると優菜ちゃんははっきりと言った。


「山本には、もうかかわらないほうがいいよ…」


「……っ」


私は息をのんだ。


いつだって私を応援してくれていた優菜ちゃんからそんなことを言われるとは思っていなかった。


「こんなこと言うのは芽瑠にとって残酷だってわかってる…っ。でも、芽瑠を傷つけるなんて許せない…!私は、芽瑠のことが心配なんだよ…」


美玲ちゃんは苦しそうに言う優菜ちゃんの背中をさすりながら口を開いた。


「ごめんね…私も、山本君のことはもう忘れたほうがいいと思う。これ以上、芽瑠ちゃんに苦しい思いしてほしくないから……」


わかってるよ……二人は私のことを思ってくれてるから、そう言ってくれてるんだよね…。でも……っ。





「ごめんね……」