君へのキモチ

ギィーッ…


私達は屋上に出た。


「んーっ、風が気持ちー!」


優菜ちゃんは息を大きく吸い込んで言った。


「う、ん…そうだね」


言ってからすぐに後悔した。だって私の声は想像以上に弱弱しかったから。


案の定、私に何かあったのだと二人は気づいた。


「芽瑠……山本と何かあったでしょ?」


「話、聞くよ?」


優菜ちゃんと美玲ちゃんは片手ずつ私の手を取って言った。


「っあ……ぅ……」


大丈夫だよって、そう言いたいのになんで声が出ないんだろ…っ。


笑いたいのに、なんで涙はとまってくれないのかな……っ。


本当に、情けない。こんな自分が嫌になる……


「言ってよ、芽瑠……私たちが受け止めるから」



「ふっ……うぇっ…」


も、苦しくて…私の胸の中だけじゃおさまらなくて……。



私は優菜ちゃんと美玲ちゃんに話した。不安とか、全部………