君へのキモチ

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ごめんねっ

時間に気づきませんでした(笑)

もうすぐ帰るね。

    芽瑠

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なんでもないふうにメールを送信する。


……電話じゃなくて、メールでよかった。


優菜ちゃん……声で気づいちゃうもんね。メールならどれだけでも気持ちを偽れる。


私はふぅーっと息を吐いた。


きっと今頃優菜ちゃんは美玲ちゃんと一緒におしゃべりしているんだろうなぁ。


二人の姿が思い浮かんで少し暖かい気持ちになる。


よしっ、もうちょっと待ってみよう。


私は暗くなりかけているあたりをもう一度見渡した。


って、そう簡単には見つかるわけないよね…


私は眉を下げて苦笑した。




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「ひ…た…っ……なたっ……」


あれ…誰かが、私を呼んでる……?それに、足音も聞こえる…!


もしかして…っ……





「………山本君っ!?」