君へのキモチ

「そっ、そうだ!なんかゲームしよっ」


優菜ちゃんは空気を変えるべく、立ち上がって言った。


「芽瑠ちゃんは、何したいっ?」


美玲ちゃんはさっきのことを忘れようと、まだ少し頬を紅潮させながら私にたずねた。


「えっ、うーん。そうだなぁ、お泊り会と言えばー…………まくら投げ、とか……」


なんで言ってしまったんだ、私………


私の何気ない一言に、優菜ちゃんがニヤッと笑ったのが分かった。


その笑顔が何か企んでいるときの顔だと、長年付き合ってきた私は知っている。


嫌な予感がぬぐえない。


私はびくびくしながら、優菜ちゃんの次の言葉を待った。

そして、口を開いた優菜ちゃんは、上ずった声で宣言した。


「私、芽瑠に宣戦布告しまーすっ!私と勝負しろー!!」