君へのキモチ

「よしっ……やっぱり自然体にっ!笑顔、笑顔っ」


笑顔を浮かべ、インターホンに手を伸ばす。


でもやっぱり緊張で手が震える。


「うぅ~……」


私は手を伸ばしては、引っ込め。伸ばしては、引っ込め……の動作を繰り返していた。


そんなときだった。


「ぷっ、芽瑠ちゃん?どうしたの?」


後ろからおかしそうな声。


「み、れいちゃん……」


私はゆっくりと振り返った。


美玲ちゃんはカバンを両手で持って、くすくすと笑っていた。


私の変な動きを見て、笑ってたんだな…



「……」

「……」


で、どうしよう……何話せばいいんだろう!?


私が必死で言葉を探していると、美玲ちゃんは眉を下げて申し訳なさそうな顔をした。


「気まずい?」


「えっ……と」


私がはっきり答えられないでいると、美玲ちゃんは言った。


「本当に勝手だけど……今までどおりおしゃべりしたいな」

「わっ、私も!」


その言葉がありがたかった。



そして、私は美玲ちゃんに近づこうとした……んだけど…