君へのキモチ

「じゃ、待ってるから!」


私が黙っていると、優菜ちゃんはバイバイっと言って、電話を切った。


ツーツーツー……


私は電話を切ると、そわそわし始めた。


いつもどおりで行けばいいのかなっ?それとも、テンション高くないほうがいい?


ど、どうしよう……これは困ったな………。


私はうーん…と頭を働かせながら、お泊りの準備をした。


「あ、お母さんの許可とってない……」


私は一通り荷物を詰め終わってから、大変なことに気づいた。


「おっ……お母さーんっ!」


私は大きな声で呼びながら、階段をかけ降りた。