君へのキモチ

「ふ~お腹いっぱい!」


たくさん屋台を回った私たちは二人で分けながら食べていたのだけど……


も、もう無理っ……


「けっこう食べたしな」


山本君も苦笑いしながら言った。


「どうする?もう、帰るか?」


……本当は、まだ帰りたくない………


でも、迷惑かけたくないから。


「で、ですねっ」


顔が落ち込んでしまいそうになるけど、なんとか笑顔を保つ。


「ん……」


山本君が手を差し出してくれた。


「っ……」


私はうれしくてその手をぎゅっと握った。


そうだ……一緒にいる時間が長ければいいってものじゃないね。


充実した時間が送ることができたら、十分なんだ。


うん、私は今幸せ。


もう、山本君といると欲張りになっちゃうよ……。