君へのキモチ

「………」


なんだろう……ちょっと気まずいな…


そんな気がして山本君をチラっと見ると、山本君は何か考えているような、心ここにあらずって感じだった。


でも口を開きずらくて、ワークに視線を落とした。


そのときだった。


「あのさ……」


山本君がいきなり口を開いた。


「は、はいっ?」


私はびっくりして目をぱちぱちとさせた。


すると山本君は、私をさらに混乱させるようなことを言った。


「明日ヒマならさ………夏祭り、行かねぇ?」


えっ、お誘いなんて……うれしすぎるよ!


私は顔が赤くなった。


でも、美玲ちゃんの言葉が頭をよぎって。


口から出かかった「はい」という言葉を飲み込んで、消え入りそうな声で言った。


「……ダメ、です……っ」